📚「本」発見レポート📚
住野よる作 か「」く「」し「」ご「」と「 の紹介
今回は、わたしが最近読んできた本でオススメの本を紹介していきたいと思います。
今回紹介する本は、こちらです。
ジャンル:小説
作者:住野よる
タイトル:か「」く「」し「」ご「」と「
映画化もされました『きみの膵臓をたべたい』の著者でもある住野よるさんの『青春』をテーマにした作品です。
この本は、5人の登場人物の日常のワンシーンを描いた小説で、テーマが相手に対しての「想い」や「心理状態」が描いています。
少しミステリーの要素もあり、わたし自身共感できることが多い作品でした。
ではこの か「」く「」し「」ご「」と「 はこんな方に読んでほしいです。
①人間関係に悩みのある方
②相手の気持ちを知りたい方
③自分に自信がない方
④学校生活に戻りたい方
⑤キュンキュンしたい方
以上のような方にオススメします。
この本では、主人公のちょっとした能力(秘密)を持っています。
そのどれもが、相手の「心情」を読む能力になってます。
そんな主人公の悩みは、「いま」の人たちにも「私も同じ悩みを持ってる」と思うようなことばかりでした。
ちなみに読んでいるととまらなくなるので注意が必要なぐらい面白いです。
それではあらすじ紹介にいきます。
⭐️あらすじ⭐️
みんなには隠してる、少しだけ特別な力を持った高校生5人のお話。
・地味な自分に引け目を感じている自分に自信のない京くん
・ヒロインよりもヒーローになりたい明るい女の子ミッキー
・パッパラパーで予測不可能な女の子パラ
・体育会系で明るい長身の「王子様」ヅカ
・内気で控え目な女の子で、ある日不登校になってしまったエル
5人が皆には隠してる特別な力を持っていて、そのせいでクラスメイトの「あの子」のことが気になって仕方ない。
そんな青春の1ページを切り取った内容になっております。
物語は、各章ごとに主人公が変わるため読者の視点がその都度変わります。
なので読んでいると不思議な気持ちになります。
また、最後は気になり止まらなくなりますので、時間を忘れてしまうぐらい没頭します。
最後まで読むとこの不思議なタイトルの意味も分かってきますので考えながら読むことをおススメします。
是非一度手に取って読んでみてください。
感想⭐️ネタバレなし⭐️
ここからは、わたしの感想になります。
ネタバレはありませんので安心してみてください。
私は、か「」く「」し「」ご「」と「 を読んであるキャラクターと自分自身を重ねました。
そのキャラクターとは京くんです。
なぜなら、わたくしとそっくりだと感じたためです。
京くんは、自己肯定感が低く「僕なんかが・・・」
と思っているようなキャラクターです。
そのキャラクター性が私自身とマッチしました。
わたしも自身も、少しは改善されましたが、自己肯定感は低い方です。そのため読んでいるうちに京くんの行動や考えについてすごく「わかる!!」と思っていました。
そんな京くんは自己評価が低く、周りからの評価も低いと思っています。
地味な自分に引け目を感じているのです。
ただ、「他の人」から見る京くんの評価は全く違いました。
詳しくは読んで確認して頂きたいのですが、京くんが思っていることとは違う評価だったのです。
この時に私はあることに気付きました。
それは、「自分が思っているマイナスのことは、必ずしも相手がそう思っているとは限らない。」という点です。
私を含め自分に自信がなく、自己肯定感が低い人はどうしても自分を低くみてしまいがちです。
でも実際はそんなことを考えているのは「自分だけ」ということもよくあります。
この本はそんなことを私に教えてくれました。
なのでこの本は、「自分に自信がない人」そんな人に是非読んでもらいたい1冊なのです。
他にも自分の性格によって重ねる人がきっといるはずです。
あなたも誰と重ねたかコメント欄で教えてください。
⭐️まとめ⭐️
今回は、住野よるさんの小説 か「」く「」し「」ご「」とについての紹介でした。
改めて か「」く「」し「」ご「」と「 を読むのにオススメな人はこんな人になります。
①人間関係に悩みのある方
②相手の気持ちを知りたい方
③自分に自信がない方
④学校生活に戻りたい方
⑤キュンキュンしたい方
個人的には、特に③の自分に自信のない人には特にオススメなので一度読んでみてください。
新たな発見が必ずあるはずです。
また感想も人によって変わってくるはずですので、コメント欄で是非教えてくださいね。
今後も紹介していきます。
一緒に学んでいきましょう。
こんにちは、ミニシミさん。
私もこの本を読んでみました。青春時代を思い出してキュンキュン致しました!
5人それぞれが特殊な能力を持っている設定は、面白かったです。しかし逆に感情移入しづらくなっているようにも感じました。
特殊能力の設定がなくても、この小説は楽しめたのではないかなという感想でした。
ちなみに、一番好きなキャラクターはパラでした。ヅカ君と迷いましたが、パラで(笑)
海野豹さん、ご返信ありがとうございます。
読んくれたのですね。とてもうれしいです。
そういう感想を持たれたのですね。
わたしもすごくきゅんきゅんしました。
私は、特殊な能力を持っている設定=皆が持っている思い込みだと思ってよんでました。
だからこそ、5人の視点があることで
本心は「誰も分かりそうだけど、しっかりと間違える。」ということに気付きました。
小説の感想は、読者によってイメージが変わるのでとても面白いですね。
ちなみに、私の一番好きなキャラクターはエルです。