社会人1年目の「あなた」へ
~安定志向にある罠の紹介~
by『チーズはどこへ消えた?』
こんにちは
社会人1年目の「あなた」に送る知識をお伝えします。
今回のテーマは、皆さんが欲しいと思っている「安定」についてのお話しです。
あなたは「安定」が欲しいですか?
不況の現在、安定が欲しいと思っている人が多いのではないでしょうか?
もちろん私も安定が欲しい一人です。
「安定」って良いですよね。
1つの会社で長く勤め、まとまった給料をもらい、昇進しながら年齢が上がるごとに安定した高収入をもらい生活する。
そんな風に働き続けていくことが「安定」だと考えていないでしょうか?
確かに1つのところで働き続けていくことが、ステキだと思います。
しかし、実は考え方は危険信号です。
なぜなら、それが本当に 「安定」とは限らないからです。
それを教えてくれる本が、この本になります。
今回は『チーズはどこへ消えた?』をもとに安定志向の罠についてクイズを使って学んでいきましょう。
これを見ない場合、安定と思っていた先にある落とし穴にはまってしまうので、是非学んでいきましょう!!
これを見るあなたなら、大丈夫です!!
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⭐️チーズはどこへ消えた?とは⭐️
『チーズはどこへ消えた?』(英語原文:Who Moved My Cheese?)は
アメリカの医学博士であり、心理学者でもあるスペンサー・ジョンソンが書かれた 童話であり、ビジネス書です。
1998年にアメリカで出版されました。
世界的なベストセラーになり、日本では2020年12月現在408万部を超え
全世界では2019年時点で2,800万部を超える発行部数で、全世界で読み継がれているベストセラーです。
『チーズはどこへ消えた?』は物語になっていて、ページ数に特徴があります。
それは、日本語版のページ数は、全体で90ページです。
「え・・・短い」こう思った人は、いるのではないでしょうか。
私も実際に短いと思いました。
短いということは・・・
仕事が忙しい「あなた」でも 読むことが出来るということです。
ビジネス書というのは、
「読む」までが大変です。
90ページと1時間あれば読めてしまうのは、忙しい人にとっては朗報ではないでしょうか。
それでも読む時間のない「あなた」にこの本の結論を伝えます。
結論は
「変化することの大切さ」です。
この本は、物語によって「変化することの大切さ」を学ぶことができます。
物語では、2匹のネズミと2人の小人が出てきます。
その登場人物の状況を実際の社会に照らし合わせると「変化」の大切さに気付きます。
ここからはさらに深堀りしていきます。
⭐️チーズはどこへ消えたのストーリー⭐️
ではここからは『チーズはどこへ消えた?』の物語について紹介します。
「安定志向に中にある罠」に気づけると思いますので楽しみながらみてください。
登場人物はこの4人(匹)です。
特徴は以下になります。
ネズミ :「スニッフ」「スカリー」
小人:「ヘム」「ホー」
2匹と2人は、「迷路」の中にある チーズを探すストーリーになっています。
ネズミと小人は毎日、自分たちの特別なチーズを見つけようと、長いこと迷路で探していました。
そんなある日、2匹と2人はステーションCで、たくさんのチーズを見つけることができました。それを見つけた彼らは、毎日そこへ行くようになりました。
小人たちは「これだけあれば大丈夫だ」と、幸せな気持ちになり、うまくいったことを喜び、自分たちは一生安泰だと思ってました。
日がたつにつれて、「このチーズは自分達のものだ」と、思うようになりました。そして、朝は遅く起きて、チーズをたくさん食べて、寝て、友達と遊ぶという日々がかなり続きました。
しかし、彼らが知らないうちに何かが変わり始めていたのです。
一方、スニッフとスカリーの日課は変わりませんでした。
毎朝、ステーションCにつくと、「前日と何か変わったことはないか」あたりを調べてから、チーズを食べました。
ところが、ある日の朝、チーズがなくなっていました。
しかし、2匹は驚きはしませんでした。
なぜなら、毎日チーズが減っているのを分かっていたからです。そして、またチーズを探すために迷路へと飛び出すのです。
ヘムとホーもチーズステーションCへやってきました。
彼らは、毎日の変化に気づいていないため、今日も当たり前にチーズがあると思っていました。
しかし到着すると
「チーズが消えている」と、驚きました。
その後、2人はチーズステーションCから「本当にチーズが無くなったのか」あたりを探し回りました。
スニッフとスカリーはすぐさまチーズを探しに行ったのに、ヘムとホーはウロウロするだけでした。
その頃、スニッフとスカリーは今までに見たことのない量のチーズをステーションNで発見しました。
まだチーズステーションCにいた2人でしたが、「このままではいけない」と、ホーが旅に出ます。しかし、ヘムは「チーズが出るのを待つ」と言い、その場から離れませんでした。
そして、旅に出たホーは恐怖や困難を乗り越え 、スニッフとスカリーと同じくステーションNにたどり着くのです。
これが『チーズはどこへ消えた?』の物語です。
⭐️物事からわかること⭐️
『チーズはどこへ消えた?』からわかることは、「変化することの大切さ」です。
この物語を現代に当てはめていきましょう。
物語に出てくる「迷路」とは、チーズを追い求める場所
つまり私たちで言う、会社、地域社会、家庭、、、等々です。
また、「チーズ」とは、私たちが人生で求めるもの
つまり、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定、、、等々です。
まず物語で出てきた「ステーションC」を考えてみましょう。
最初は、たくさんのチーズがあるかもしれませんが、毎日食べていたらたくさんあったチーズも徐々に少なくなっていきます。
最後には無くなってしまうでしょう。結局食べて全部無くなってしまったのです。
では私たちに置き換えてみましょう。
一度成功したからといってずっと同じところにいても、やがてチーズは無くなってしまいます。
つまり安定だと思いいる場所も、実は安定ではなかったということなのです。
この本は「安定」とは何か教えてくれるのです。
安定な場所は存在しない。
次に物語のネズミたちを見てみましょう。
ステーションCのチーズが無くなったときにネズミは驚きませんでした。
なぜなら「変化に気づくことができてから」です。
ネズミはチーズが少しずつ減っていることに気づいていたのです。
ここでは事前に変化を予測でき、実際に行動に移したネズミがうまくいったのです。
そこには、頭の良さは関係ありません。
つまり「変化」するものが成功を掴むことが出来るのです。
現代のわたしたちに置き換えれると、
「変化」に気づき、実際に「行動する」ことが重要になります。
「変化」は必ず起きます。
変化に楽しみながら行動していきましょう!!
「変化」するものが成功を手にすることが出来る。
そしてステーションCのチーズがなくなり、しばらくたった後の
小人「ヘム」と「ホー」の行動について見ていきましょう。
「ヘム」は変わらない、「ホー」は変わるという選択をしました。
その結果「ヘム」はいなくなり、
「ホー」はステーションNにたどりつきました。
変化しなかった「ヘム」と、変化した 「ホー」の明暗を分けました。
「変わる」ということは、とても怖いことです。
しかしこの物語では「変わらなかった」ことが破滅につながってしまったのです。
わたしたちは、「変わらない」ことが安定につながると思っています。
しかし、「変わらない」ということがリスクにもなります。
この本では、安定志向にある罠を教えてくれる良書なのです。
是非、ご自身でも読んでみてください。
⭐️まとめ⭐️
いかができたか?
目がテンの内容だったのではないでしょうか?
では、まとめです。
①変化は常に起こるもの。
~安定は存在しない~
②変化に気づき行動しよう
~頭の良さは関係ない~
③怖くても前に進もう
~変わらない「リスク」もある~
今回は、変化の大切さについてお伝えしました。
このブログでは、社会人1年目の「あなた」に向けて役立つ知識を紹介しますので、今後も参考にしてください。
あなたが新しい一歩を歩けますように
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